メープルFP相談室

本文へジャンプ
リスクと保険


最近不況が続き、今後の生活に不安を感じる方々が増えたことと、保険商品販売の自由化、保険外交員の売り込みからネット販売に販売手法が変わった為、やたら保険のテレビ宣伝が多くなりました。昔は保険外交員の方が勤務先等に来られて勧誘をされたのを覚えています。

ご承知の通り、保険は万が一の事態が起きた時に対応する為の商品です。誰も保険太りをすることを目的に保険に入られてはいないと思います。一般的には保険金を受け取らなくて済むことが幸せなことだと思います。
ただ漠然と不安に駆られて保険に入っていませんか?自分が加入している保険の中身を十分に理解していますか?保険約款を良く理解せずに契約すると後々保険を受け取る段階で、『そんなはずではなかった』と言うことが往々にしてありますのでご注意ください。

生命保険に加入する場合の死亡保障金額はどうやって決めていますか?会社からの死亡保険金、慰労金や遺族年金、また家のローンのある方は団信がローンを完済してくれること、家族の教育、生活資金の必要額等勘案して設定していますか?私たちFPは必要な死亡保障額の設定のお手伝いもします。

医療保険について、最近テレビの宣伝などで『先進医療保障』の事を声高に言っていますね。『先進医療』とは何か、どの程度の確率で受けることがあるのか、『先進医療』と『標準医療』の違いを正確に理解されていますか?

心の安らぎが得られ、経済的負担とならない人なら、手厚い保障が受けられるように、闇雲に保険に入られても良いですが、さもなければ冷静に保険の保障内容を検討することをお勧めします。

保険の内容を出来るだけシンプルなものに見直したり、こまめに保障額を見直すことにより、予想以上に支出削減効果があるということも覚えておいて欲しいと思います。



ホーム





   
inserted by FC2 system