メープルFP相談室

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健康保険・雇用保険他


健康保険

これには皆さんご存知の通り、国民健康保険、協会健康保険、組合健康保険というのがあります。病気やけがをした時の療養の給付が一般的に知られていますが、協会健保、組合健保では傷病手当金や出産手当金が出ると言うのも非常に重要なポイントかと思います。

私の実体験ですが、FPの勉強をしている時、たまたま親戚のお嬢さんがうつ病にかかり、退職せざるを得なくなりました。そこで早速この傷病手当金が出ると言う助言をし、申請のお手伝いをして、療養中の1年半の間で250万円程の給付を受ける事ができました。
大企業やしっかりした会社ならこのような給付がある事を教えてくれますが、こんなことを教えてくれないところも結構あるのではないでしょうか?

又、入院等により1ヶ月の病院への支払いが高額になる場合は高額療養費と言う制度があり(これは国保でも適用されます)自己負担限度額を超える部分は支給されます。高額療養費が12カ月の間に3回以上続くと、それ以降の自己負担限度額が大幅に減額されると言うことも知っておいたら良いと思います。


雇用保険

この代表格が皆さんご存知の失業給付です。それ以外にも就業促進手当、高年齢雇用継続給付、育児休業給付、教育訓練給付などがあります。
私も退職後のFPの勉強の費用の一部は教育訓練給付を利用させてもらいました。何事も自己申告が建前ですので、忘れないで申請することが肝要です。


介護保険

40歳を過ぎると健康保険料と一緒に介護保険料の支払いが始まります。65歳を境に第二号被保険者(40歳以上65歳未満)と第一号被保険者(65歳以上)に分けられ、第二号被保険者は一般的には保険料の支払いのみで、第一号になって市町村で要介護・要支援の認定を受ければ、認められた範囲内で介護費用の9割を負担してもらえます。
80歳以上の3割弱が介護保険のお世話になっているのが現状です。
若いうちは自分には関係ないと思っているかも知れませんが、自分のリタイアメントライフを考える頃になると、ご両親に介護の問題が発生したり、そうこうするうちに自分の問題となってくるかも知れませんね。




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